トビ(鳶:學名Milvus migrans)は、タカ目タカ科に屬する鳥類の壹種。関西などではとんびとも言う。
ほとんど羽ばたかずに尾羽で巧みに舵をとり、上升気流に乗って上空へ舞い上がる様や、「ピーヒョロロロロ…」という鳴き聲はよく知られており、日本ではもっとも身近な猛禽類である。
2.
囲碁においてトビとは、1路または2路離れた位置に同じ色の石がある狀態のことを言う。あまり離れすぎているものは繋がりとしての意味がないため、3路以上の間があるものは普通はトビとは言わない。石を置いてトビの狀態にすることを動詞形でトぶという。また、三線や四線で辺に平行なものはヒラキといい、トビとは區別する。
壹間トビ
二間トビ
石と石との間の交點を數えるときは間(けん)という単位を用いるので、左から壹間トビ(いっけんとび)、二間トビ(にけんとび)という。英語ではそれぞれ、「one-point jump」「two-point jump」。
トビ 格言:
壹間トビに悪手なし.
追うはケイマ 逃げるは壹間.