光陰矢の如しとよく言われていますが、
日本語を勉強してからあっという間に四年間の歳月が流れていきました。
「いろは」から習って、日常會話、文法や慣用語、熟語や諺、童話から文學作品
日本語の勉強が深まるに連れて、
いろいろと感じ取るものがあり、
いろいろと自分の興味を引き付けるものが出てきた、
段々日本語が好きになるようになりました。
勿論、日本語の中に漢字があって、
殆どの漢字は中國語の漢字の意味をそのまま伝わって使われていますから、
読む時に自然に親しみがあって覚えやすいし、
熟語や諺も中國の古典から來たものが多く、
勉強する場合、
とても親近感がありました。
「いってらっしゃい」とか「おかえりなさい」
という言葉は中國では言われない言葉ですから、
特に溫かく感じられます。
「いただきます」と「ご馳走様」も中國語には言われない言葉です、
感謝の気持ちを持って食事する日本人の宗教精神が理解できます。
「もったいない」という言葉は物を大切にする生活精神が表現されていてすてきなことばです。
「お疲れ様でした」という言葉は中國にもありますが、余り言われません、
人のことを思いやりをもって接するというやさしい気持ちが今では大変貴重な感情になっています。
そういう昔の中國にあって今もう無い優しい人情的な言葉が日本語の中では未だ生き殘っているということから、
日本語の美が伺えたような気がしてとても好きになりました。
これからも好きでいたい気持ちです。